DUSAN KALLAY


<ALICE IN WONDERLAND>

たくさんの絵を観たり音楽を聴いたり本に触れる事は
元来私にとって、とても好きな事だけれど、時にそれらは
突然、突出して、私の感受性を刺激したりするのです。
そして思いがけない「化学反応」が頭の中をぐるぐると
巡り始めるわけです。

そんな時はただじっと、しばらくその絵の前で立ち止まり絵の
向こう側の世界で妄想にふけったり、その本を読むふりをして
頭の中でぐるぐると空想にふけったり、その音楽を聴きつつも、
違う景色を頭の中で描いたり・・・。

最近もスペシャルなアーティストが描いた本に出会いました。
DUSAN KALLAY(ドゥシャン・カーライ)が
描いたLEWIS CARROLLの「ALICE IN WONDERLAND」
そして「HANS CHRISTIAN ANDERSEN 」(アンデルセン)
がそれです。特に「アリス」。彼の描くアリスの世界は
規定概念に全く無理なくとらわれておらず、完璧に独創的
なのです。その溢れるイメージの海に圧倒されました。


<from ALICE>


<ANDERSEN>

もともと大好きな作家ではあったし彼の日本語版の絵本も
一冊もっていたので何となく他の本も・・と検索してその
存在を知り、一目見てその創造の世界に心を奪われました。

感受性を刺激してくれる存在との出会いはかけがいがない。
それはいつも私の背中を新しい領域へと押してくれるのです。