新しい街

この週末引越ししました。

新しい街です。
前の所からは一駅しか違わず、そう遠くに来た感じは
ないんですが、やっぱり街の表情はがらりとかわるものですね。
あたりまえか。

前の所は緑に囲まれた静かな環境。
打って変わってこちらは一軒挟んで前に山手通り、北側に
井の頭線を配し、高層建築もたちならぶ大都会感有りの場所です。


(写真は家の南側。大都会ですが、目の前の古い日本家屋が
 山手通りとの間のオアシスになってくれてます)

静かな所から来たので今は、寝室側の電車の音になれるのが
課題かなぁ・・。明け方どうしても音で目が覚めてしまうので
少々寝不足気味です。

でもそんなときは「世界の車窓から」を思い出すことにしました。
「あぁここはイギリスの田舎町よ。その羊の草原を電車が走って
るんだわ。あしたはブライトンに到着します。みたいな」
という激しい妄想をいだいてみると、なんとなく違った印象
をもてる気がするので人間不思議なものです。
(余談ですが、「世界の車窓から」の人はいつ家に帰ってるんで
しょうか・・・。)

築37年のマンションとあってご近所の方々はおおむね両親の
世代な方々なようで、ご挨拶の時も皆さん感じよく、安心
しました。
まだ段ボールジャングル生活で殺伐としてます。
パソコンも段ボールの上に板を置いて使ってると言う
苦学生みたいな状況です。おいおい整理していかねば・・・。

新しい街。最寄り駅は神泉なのですが、美味しい店も
多そうで、これからまたこの街になじんで行くことでしょう。
次なる最寄り駅の駒場東大前も散策、偵察してみたい所。
あっ、でもここは3年間の定期借家だった・・・。


(これは家の北側から、おとといの夕方の空。
 多分いままで見た中で一番美しい夕焼けでした。
 パーミントグリーンとグレイとサーモンピンク、
 バーミリオン、バチダーブルーが織りなす世界。
 オレンジに光る龍の道のようなものができてました。
 写真の100倍くらい美しかったけど、携帯カメラでは
 これが限界です・・・
 この真下には線路が、遠くには東大の緑がみえます。) 

P.S. 今出ているHanakoのアーユルヴェーダ特集のページの
   イラスト描いてます。(見開き1ページですが)

さよなら団地

この週末引っ越しします。
ということと仕事関係含め近来まれに見る忙しさです。
もう目が回っちゃってます。

写真1 家の北側から、どこを観ても樹木樹木

ここ9年間住んでいた団地は築48年。
同潤会の次に古い建物だったそうです。
古い団地特有の広々した敷地と古木が渋谷の駅から近い立地
とは思えないほどゆったりとした空間を作っている、
昭和の香りの残るよい空間でした。
好立地と老朽化の組み合わせに避けて通れない立て替えの話が
いよいよ進み、私たち賃貸生活者もとうとう引越しを余儀なく
されたわけです。

狭小物件だったので、家の中で家具などにぶつかり、怪我すること
もしばしば。
その度に早く引っ越ししたい・・・などと八つ当たり的に思った
事もありましたが、いざ引越しするとなると、本当に寂しい・・・。
なじみのクリーニング屋さんや、スーパー、管理人さん。
大都会とは思えない暮らしやすい街にすっかりなじんでいたこと
を改めて実感しています。
クリーニング屋さんに清算後お別れをいうと何故か200円
くれました。サービスなのだそうで、その気持ちにジーンと
したり、管理人さんに菓子折りをもっていってまたまた
ジーンとしたり・・・間違いなく伐採されてしまう巨大な古木
をみてはジーン・・・。
部屋以上に街や団地自体への愛着が本当に深かったことを
思い知る日々です。人は街になじんで行くんですね・・・。

新しい住処は一駅となりで、近いのですが、こんな風に
至近によい街環境がある感じではないので果たして
なじめるかな・・・なんて誰もが最初は思うんでしょうね。

でももうここの様な緑豊かな住環境は望めないことは
たしかです。

写真2 南のベランダから望む風景。隣の外国人住宅はすっかり更地に・・・

隣の緑生い茂る古い外国人住宅街も今やすっかり更地に。
後は高級賃貸マンションになるそうで、この団地も近いうちに
高級マンションに向けて土ごと掘り返す工事が始まるとのこと。
なんだかな・・もっと今ある緑をいかしてなんとかできないの
かなぁ・・本当にもったいないです。

というわけで、さようなら団地!

今日の一枚

久々に超過密な一日でした。
でも楽しく充実していた一日でした。
午前中のE先生英語のレッスンにて風水について語るに始まり、
その後ギャラリーハウスマヤにてデザイナー緒方修一さんの
センスに満ちたアートワークスの展覧会を観て刺激と感銘を受け、
更に大阪在住のベルギー人デザイナー友人とカフェで楽しいトーク
(来日半年なるも、持ち前の耳の良さでかなりの日本語
上達度。順調に関西弁を修得「ボチボチでんな〜」by彼)
それから彼を連れ立って工房へ。工房にて皆も交えて
更にトーク盛り上がる。にしても銅版画工房は専門用語に
満ちあふれてて、解説するのは非常に難易度高し・・・。
最後は工房にて作業して、明治通り沿いのいい感じの
マスターがいるお店を発見して家路へと帰りました。

そんな中、今日の珠玉の一枚が添付の写真です。


外苑前のランチタイム時、調度雨足が強くなり始めてた
時でした。
「ヘルシーランチプレート」がすごいことになってます。
どうみても「ヘルシー」な感じじゃありません。
「男のしょうが焼き丼」も「日替わりわっぱ弁当」から
流れ出た血のりが加わって、ネーミングのおもしろさも
吹き飛ぶビジュアルです。
「恐怖の館ランチプレート丼?」
果たしてお客さん入ったんでしょうか?気になるところです。