2008/7/17 木曜日

アゲインストの風が吹く

Filed under: Blog — Yoko.H @ 15:37:39

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<私の右側>

最近は着彩画を描いているので、なにかと引きこもりがちな日々です。
気がつくと時間が経ってたりするので、ついつい夜更かしして
しまい、寝不足気味です。眠い・・・。
と集中してるはずがうとうとと・・筆が関係ない所の画面につきました。
・・・・しーん。
加えて人恋しい私には工房に行かない日々も寂しかったりします。
ちょっと気分転換に日記を。

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<私の左側>

先日、銅版画材料をいつも購入している神保町の文房堂が
セールをしているので行ってきました。

石油高騰→輸送費値上げ、非鉄金属の価格高騰などなどで
値上げの波が銅版画界をものすごい勢いでおそっている昨今、
セールは見逃せません。チラシには「半端な銅板を大特価で!」
などと書いてあるので期待も膨らみます。がしかし、これがまた
ものすごく半端に小さかった。しかも割と高い・・。
「この半端なら自分のマップケースにたくさんあります。」なサイズ。
早々に購入見送り決定です。

それにしてもここ最近の銅板や版画用インク、版画紙、ほか石油系
版画材料の値上がり具合は半端じゃないです。何もそこまで一気に
あがらなくても・・という感じです。厳しい世の中になってます。
銅板なんて10年前より2倍とは言わないまでもそれくらいの
勢いで値上がりしてます・・・。
リーズナブルで宜しかったドイツの紙、ハーネミューレも550円
から750円へ(注:工房の割引価格なので8掛け位の値段です)
一気に200円の値上げです。
雁皮に迫る勢いの値段になってきました。雁皮刷りで失敗などしたら
失神しそうです・・・。
そうそう、セールのお知らせ封筒には悲しいお知らせも入って
ました。アルシュの値段改定のお知らせです。
これも中判サイズが680円から880円に。アルシュよお前もか。
フランス産のシャルボネ社のインクも高い物は(物によって値段が違う)
1本5千円台から7千円近くに値上がりしてるものも出てきて、
一人で船旅でもしてきたの?と聞きたくなるくらいです。
もはやセール価格で買っても前の値段より高いかも?状態です。
結局、文房堂のシルバーのインク一本だけを補充として購入し
すごすごと銅版画コーナーを後にしたのでした。

今回は着彩画用の画材をその代わりに多めに購入しました。
イラストレーションボード、178円。アクリルインク280円。
筆450円。あぁなんて癒しの値段なんでしょう。癒されすぎて
気づいたら結構購入してました。でもセレブ価格の厳しい
銅版画コーナーから来た身にとっては天国です。
「これだけ買ってさらに2割引」は相当のお値打ち価格です。
版画画材これだけ買ったら・・・いいえ、買えません一度には。

漁師さんも助けてくれない政府が銅版画界を助けるはずもなく・・
しばらくはこの苦境に耐えるしかないのかもしれません。
(しばらくですむんだろうか・・・)

2008/7/7 月曜日

ウィーン美術史美術館所蔵「静物画の秘密展」展示編1

Filed under: Blog — Yoko.H @ 12:34:16

概要編に引き続き展示編です。
ウィーン美術史美術館所蔵
「静物画の秘密展」
2008年7月2日(水)〜9月15日(月祝)
国立新美術館
http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/Wien/index.html

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<ネーデルランドの画家に貴族「春(愛)」>

展覧会会場に入るとまず、ウィーン美術史美術館の巨大写真
パネルがお出迎えしてくれます。パネルの両脇にはおそらくは
静物画の花の絵をおおいに意識したであろう造化がしつらえ
られてました。

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<巨大パネルと花>

シュッツ氏は会場内の4つの絵についてミニ解説をしてくれました。
せっかくなので、シュッツ氏から聞くことが出来たお話と図録から
の知識で少しその絵について説明、私なりの感想を描きました。

最初の絵は
アントニオ・デ・ペレダ作「静物:虚栄<ヴァニタス>」。
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この時代の人々は命の儚さ、うつろいやすさを静物画の中に
取り入れるようになります。絵の中にそれらをうまく象徴する
モチーフを書き込むことによって意味をもたせたのでした。

中央にいる天使は左手にハプスブルク家の皇帝カール5世
のカメオ、右手には地球儀を指差し彼が世界を支配している
かのようなポーズをとっています。その前、画面右手には夫人
達の肖像、コイン財宝など、「富」と「繁栄」を示す物が描かれます。
ですが画面左手に目を移すと、一転してそこには「死」と「終わり」
を象徴する髑髏、砂時計、消えたロウソク、銃が描かれています。
画面全体を通して「どのような栄華も繁栄も結局すべては
むなしい」というメッセージを持たせているのです。
画面中央下のテーブルにはラテン語でそれを象徴すべく
「NIL OMNE(すべては空)」と記されていました。
この絵はカール5世の死後に描かれていて、繁栄に陰りが見え
始めたハプスブルク家を通してヴァニタスを表したのでしょう。

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<作品について解説をするシュッツ氏>

現代の視点から見ると、その画面はひどく説明的な感じが
します。ですが、当時この手の絵が流行したという所をみると
当時としてはむしろ新しかったのでしょう。そこには暗示的な
要素と同時にどこか風刺的な意味合も含められています。
現代のように活字やテレビ、本やマニュアル、インターネット
が蔓延していない時代。新聞などは出始めていましたが、
まだ絵画は一つのメディアとしての力も強く担っている
部分が大きかったのではないでしょうか。それゆえくみ取り
やすさ、説明的である事が絵によってはむしろ求められた
とも言えるのかもしれません。
死が常に近くにあった時代、人々はまじめに画面を受け止める
反面そこにある種の面白みも感じていたのではないでしょうか。

続いての絵は
ヤン・ブリューゲル(父)作「青い花瓶の花束」。
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花を描くことは静物画の中でやがて独立した絵画のテーマ
となりました。その中でも傑作と言われる1点です。この絵の
中には140本もの花が描かれているそうです。一点一点の
花は忠実に描かれているのですが、その組み合わせは架空
のものです。チューリップ、バラなど季節の違う花々がまるで
空中に浮かぶように豪華絢爛に描かれています。そして
床の上には騙し絵の技法でてんとう虫やコオロギ、蠅、
ヘーゼルナッツ、落ちた花々が描かれています。
ここでも落ちた花々は死すべき物の儚さを表しています。
花瓶は明の時代の中国の陶器でこれは当時の流行の
組み合わせだったようです。

知識の浅い私にとってそれまで静物画の花といえば
「忠実に写生したもの」という画一的なイメージでしかありません
でした。本物以上に華やかに描かれたブリューゲルの絵は
いろいろな意味で私の固定概念を崩しました。彼はデザインと
構成力にも優れた作家だったのでしょう。リアリティの中の虚。
これもまた一種の虚栄を表しているのかもしれません。
同時に騙し絵技法で昆虫などを描いたり現実にはあり得ない
組み合わせをダイナミックに美しい色彩で表現するなど見る側
にアミューズメント的楽しみを与えています。そういう意味で
この絵全体が一種のだまし絵と言えるかもしれません。
この絵は展覧会の中で一番好きな絵でした。
本物が放つ色彩の美は一見に値します。

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<大きく迫力のある絵がならぶ会場>
 
ではラストパート展示編2へつづく!

ウィーン美術史美術館所蔵「静物画の秘密展」概要編

Filed under: Blog — Yoko.H @ 0:08:31

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ウィーン美術史美術館所蔵
「静物画の秘密展」
2008年7月2日(水)〜9月15日(月祝)
国立新美術館
http://www.nact.jp/exhibition_special/2008/Wien/index.html

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<ファルケンボルフ工房「花市場:春」>

ウィーン美術史美術館・・・
ヨーロッパ有数の貴族として栄華を誇ったハプスブルク家のコレクション
を収集している世界屈指の美術館。
本展はその美術館から静物画だけに焦点をあてた展覧会です。
ありがたいことに国立新美術館にて開催される展覧会のプレビューに
参加する機会をいただきました。

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<黒川紀章作国立新美術館>

監修にあたられた立教大学教授の木島俊介先生のお話によれば、未だ
かつて日本において静物画そのものだけに着目点を置いた展覧会は
開催されたことがなく、また書物もないとのことで、今回これだけの作品
が一同に介したことは画期的であり且つ大変歴史的な事なのだそうです。
つまり今回の図録は専門書としても貴重な書物になるであろうと
木島先生はおっしゃっていました。
(余談ですが木島先生監修の「美しき時とう書の世界」という本をかねて
より大切に持っているので生木島先生に会えたことで密かにテンションが
上がりました。でもお声をかける勇気がなかった・・・)

実は現地に行くまで、少々こころの中に不安要因をかかえておりました。
何故かといいますと、私個人の「静物画」というもののイメージは非常に
貧困で画一的なものだったからです。正に「見たものをそのまま写生
する、美術の時間によく描かされたあの絵」。テーブルの上に果物と
花瓶・・そこにそれ以上の広がりはなく、絵を描くものの立場からする
と果たしてこちらのイマジネーションを刺激してくれる要素がある
のか・・・。
もちろん素晴らしい絵画に相違ないのはわかりきっているのですが、
どうも「静物画」という言葉自体のイメージの刷り込みが「たいくつ」を
匂わせるネガティブな印象になっていたような気がします。

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<コルネーリス・デ・ヘーム「朝食図」>
(この作品の中にも医学的な教えが秘められています)

ですが、実際行って解説を聞きつつ、そこに描き込まれた意味や
作品背景などを知り、じっくりと観る目をもって堪能した今、私の中
で「静物画」の概念は全くと言っていいほど変わったのでした。
「静物画」深かったです。
そしてちっとも見たままかいてませんでした。いや、もちろん見たまま
と思われる絵もありましたがそこには秘められたエッセンスが
ありました。自分の無知が悲しいです。ごめんね静物画

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<挨拶するカール・シュッツ博士>

内覧に先立ってウィーン美術史美術館 館長ヴィルフリート・ザイペル氏、
続いて本展の監修に当たられた副館長のカール・シュッツ氏、立教大学
教授木島俊介氏の紹介とご挨拶がありました。

館長のザイペル氏によれば本展にはかなり傑作をもってきているので、
現在本家の方は少々間が抜けた状態になってしまっているとのことです。
ですがそうは言ってもハプスブルク家(その歴史は650年に亘る・・とは
wikipediaより)言うほどは「抜け」てないかと思われます。
なんでも日本人は来館者の14%を占めているのだそうで、
改めて日本人のアート好きを思い知らされた気がします。

副館長のシュッツ博士は静物画の成り立ちと、本展に於ける注目点に
ついてお話してくれました。
そもそも静物画(still-life)という言葉が登場したのは17世紀に入って
からだそうです。それ以前は宗教画や肖像画のなかに取り込まれていた
花瓶に生けられた花や、果物などが独立した絵画となり確立したのです。
当時としてはかなり新しいジャンルだったという訳です。

rimg0070.jpg
<レセプション会場も「静物画」を意識したような装飾がなされてました>

「still-life」
still→静かでとどまっている、動かない
life→自然に近いもの、できるだけ本物に近づけて表現しているという
意味からからできた言葉だそうです。
でも目に見えているものはすべてやがて朽ち果て衰える・・以下の
注目点からもわかるように当時の人々は人生の儚さ、移ろいやすさ
という意味をそこに込めたかったのではないでしょうか。
一方で、豪華な花や、食器類、果物、狩猟の獲物などを描かせる
ことによって己の富を誇張してみせた。これまた裏を返せば人間の
愚かさの現れでもあります。

シュッツ博士がお勧めする注目点は2点
1) 画家達の表面そのものの描き分けを見て欲しい。
   魚の鱗、ガラス、銀食器、織物などそれぞれの違う質感を追求し
   見事に描き出されています。
2) 画面から伝わる様々な意味をくみ取って欲しい。
   例えば、果物や花はその移ろいやすさを表している。また時
   には宗教的概念を含んでいる場合もあり、自然を前にしたときの
   人間のちっぽけさなどが表現されています。

それらを念頭に静物画と向かうと一体どんなことが見えてくるのでしょうか。
テンションが高まった所で内覧会のスタートです。
というところで展覧会編へつづく。

2008/6/28 土曜日

副都心線は深かった

Filed under: Blog — Yoko.H @ 10:54:14

開通したばかりの副都心線。
明治神宮駅、特に7番出口はもし目の前に横断歩道があれば
工房まで2分以内という立地です。
今までJR渋谷→原宿→徒歩7〜8分だったことを思うと
これはものすごく近いかも。そいうわけで開通から
一週間もすぎてから乗ってみました。

副都心線渋谷駅は井の頭線利用者の私にとっては改札から一番遠い
場所にありました。JRの駅を更に超えて明治通りの下あたり。
更にそのホームは地中深くにありました。一回降りて、また降りて
またまた降りて・・・みたいな感じです。遠いです・・・。
安藤忠雄氏がデザインしたという駅は近未来ステーションの
ようでした。ちょっとマトリックスとかに出てきそうです。
ネオがベンチに座っていそうです。
そこに滑り込んできた電車・・・・・・「古」!。
古かったです。いや多分普通なんでしょうけど駅がマトリックス
だからものすごく古さ爆発にみえました。おそらく和光の方から
はるばるやってきた東武東上線(乗り入れてます)の車両と
思われます。この不釣り合い具合になんだか外れくじを引いたような
気分になりました。やっぱり電車も近未来がよかった・・・。
新型車両もあるんです。だってさんざんテレビで紹介されて
ましたから。

始発電車なのでしばし待っての出発。
もしJRなら私はとっくに原宿駅について今頃工房に向かって
歩き出しているんだろうな・・と、この時点でもう一人の
仮想自分との競争に負けた気持ちになりました。

すぐに明治神宮に到着したものの、ここからまた地上への旅です。
とはいえエレベーターなどを利用すれば意外と早く昇れますが、
地下通路があるのでね。大江戸線しかりですが、新しい地下鉄は
どうもスペース的な問題でかなり地中深く沈んでます。
このロスタイム・・あなどれないです。
「駅から徒歩○分」よく見るあの表示の駅からってどの部分からなんでしょうか。

そういうわけで私はやっぱりJRで。
マトリックスより原宿駅の森の緑を楽しむことにします。 More news by category Topic -: Buy phentermine saturday delivery ohio Tramadol hydrochloride tablets Picture of xanax pills Free shipping cheap phentermine Buying phentermine without prescription Safety of phentermine Pyridium Generic viagra cialis Cialis generic india Pink oval pill 17 xanax identification Buy free phentermine shipping Best price for generic viagra Information about street drugs or xanax bars Ordering viagra Snorting phentermine Hydrocodone overdose Lithium Amiodarone Get online viagra Order viagra prescription Order xanax paying cod Cheap phentermine free shipping Imiquimod Tramadol next day Linkdomain buy online viagra info domain buy onlin Pfizer viagra sperm Vidarabine Cheapest viagra price Prevacid Viagra cialis levitra comparison Dutasteride Lisinopril Thiotepa Female spray viagra Black market phentermine Betamethasone Cialis forums What does xanax look like Loss phentermine story success weight Order xanax overnight Viagra alternative uk Diet online phentermine pill Order xanax cod Mecamylamine Eulexin Cheap hydrocodone Buy cheapest viagra Viagra xenical Phentermine with no prior prescription Xanax in urine Macrodantin Cheap phentermine with online consultation Epivir Buy phentermine epharmacist Ditropan Woman use viagra Cialis erectile dysfunction Xanax withdrawl message boards Viagra online store Atorvastatin Generic ambien Is phentermine addictive Next day delivery on phentermine Buy online viagra Ethanol Natural phentermine Avandamet Xanax long term use Diet page phentermine pill yellow 5 cheap Cheapest secure delivery cialis uk Information medical phentermine Cialis experience Phentermine no perscription Compare ionamin phentermine Viagra cialis levivia dose comparison Noroxin Effects of viagra on women Buy cheap cialis Viagra shelf life Hydroxyurea Phentermine discount no prescription Buy cheap online viagra Dog xanax Online cialis Viagra class action Viagra price Phentermine without prescription and energy pill Hydrocodone cod only Nicoumalone Cheapest viagra Cheap ambien Vicodin without prescription Phentermine prescription online Phentermine snorting Mirtazapine Quazepam Isradipine Buy generic viagra online Xanax look alike Moxifloxacin Viagra experiences Piroxicam Nicorette Free try viagra Sotalol Cash on delivery shipping of phentermine How do i stop taking phentermine Xanax prescriptions Cheapest phentermine 90 day order Niacinamide Phentermine weight loss Phentermine

2008/6/22 日曜日

赤い海

Filed under: Blog — Yoko.H @ 13:49:15

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<海岸沿いは延々と赤いのでした>

昨日はちょっと息抜きにドライブ。
学生時代の記憶にある海浜公園へ・・・・。
そこは確か人口浜にそって芝生の公園が広がるなかなかの憩いの場所
・・・のはずでした。しかし記憶の糸をたどってついたそこは
各所アスファルトで固められ、それ以外の場所は南国調の木々が立つ
裏寂れ感否めない場所になっていたのでした。
6月の週末とは思えない人気のなさ。一体公園はどこへ行ったのか・・・。

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<南国調の花。君の名は?>

海岸にはカップル二組とグループ一組。殆ど貸し切り状態です。
目の前には赤い海が広がっていました。これが赤潮というやつでしょうか。
きれいなような不気味なような。貸し切りなので気分よく波打ち際を
散歩しました。波の音というのは癒しの効果があるのでしょうか。
心に心地よく響くのでした。
がしかし、目の前には厳しい現実が広がります。
目にしたもの、死んだワタリガニ。死んだクラゲ。死んだ貝の皆さんetc,
どうやら波打ち際とはそうしたものが打ち上げられる場所のようで
あります。

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<美しい拾いものもしました>

でもつまりこれって生きてるワタリガニが住んでるってこと?
意外にこの海大丈夫なのかもしれない・・・。
いや住んでいたのはもはや過去なのでしょうか。赤い海では息もできないか。
近くには遊泳禁止の看板が。
「この辺りにはエイがでます。さされると有毒です」とかかれてありました。
同じくさされるとしびれる水クラゲの亡がらがいっぱいあったところを
みると、泳ぐにはあまりにリスキーな海なのでしょう。
東京湾カムバック。

防波堤をザーっと歩き回る大量のフナムシにこちらの気分もザーっと
なったところでそろそろ帰ることに。

それにしてもあの素敵な公園はいったいなぜこのようなことに・・
と帰って来て近代の必殺技Google earth で検索したところ、謎が
とけました。なんのことはない、公園を間違えしてました。
私が行きたかった公園は稲毛海浜公園というところでした。
http://www.mapple.net/photos/I01200047701.htm
名前も場所もうる覚えの私はそのお隣の幕張海浜公園のしかも
力の入ってない海岸沿いに行ってしまったのでした。
もっと庭園などを配してる力の入っている部分もちゃんとここには
あるのでした。おそらく公園的には沿岸部分はほぼ駐車場扱いの
ような感じなのでしょう。ある意味穴場かも?
http://www.cue-net.or.jp/kouen/makuhari/

幕張メッセのあたりはバブル崩壊で開発の勢いが止まってしまった
エリアです。そんな寂しさが公園にはにじみでてました。
でも帰りにちょっとのぞいた最近できたアウトレットはものすごい人で
つくりもハワイのショッピングセンター風。
幕張メッセの新しい風を感じたのでした。

2008/6/16 月曜日

制作・制作・・また制作・・・

Filed under: Blog — Yoko.H @ 10:33:55

image638.jpg

ここのところ日々制作漬けです。
11月に外苑前のギャラリーハウスマヤさんにて個展をすることに
なりました。
思惑よりはかなり早い月の個展となりましたが、なんとなく
個展が決まるときって、その日付に運や縁のようなものを感じる
ので時間的ゆとりがないにもかかわらず、一日悩んで決めてしまいました。
(といってもこれは既に数ヶ月前の出来事です)

そして今、日々11月に向けての真剣モードです。
どうしても一点一点の制作に時間がかかってしまうので、
まだ数ヶ月先とはいえ、すでに余裕のない状況になってます。

毎日、黒二スや、インクや塩化第二鉄液などにまみれての作業・・・。
銅版画は作品を描くだけでなく、職人としての要素も大きい
ところが魅力です。もう9年目になりますが、まだまだ
日々発見、学びも魅力もつきることがありません。

週末はちょっとしたブレイクということで、久々に開催された
学生時代のサッカーサークルのOB会に顔をだしました。
連綿とつづく後輩達がちゃんと存在していたこと。
そして皆なかなかの好青年、好少女?達だとわかって安心と
同時に嬉しいひとときでした。
それにしてもみんな学生とは思えないほど洗練されていて、
スタイルも良かった・・・時代は変わったのか・・・。

ブレイク異次元を垣間見て、再び色々な液体やらインクまみれの
日々にもどる私なのでした。
あっそうは言ってもちょこちょこ飲んだりして遊んでますが。
息抜きも大事大事。っていうかわりとさぼってます。→こら
つまり気ばかり焦っているのか?

2008/5/17 土曜日

麗しの京都(四)

Filed under: Blog — Yoko.H @ 19:08:44

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< 宿からの鴨川の眺め>

一泊旅行ということで、勢い込んで一日目にしてで3日分くらい
凝縮した京都見物を楽しんだ我々は二日目、すでに朝からかなり
おつかれモードでした。

今日は、昨夜京都案内をしてくれた二宮さんが再び案内してくださる
と、あたたかい申し出をいただいたので、お世話になることに
いたしました。前夜の時点ですっかり疲れ果てた我々の要望により
本日の予定は「ゆったりまったりコースで」とお願いしました。
Nさんこと二宮さんの提案で、桜で有名な平野神社でのお花見会という
ことにあいなりました。

我々には唯一死守しなければならない、門限ならぬ電車限?がありました。
行きと同様、激安のチケット故、帰りの新幹線も2時半もしくは
8時半京都発という過酷な2択しかなかったのでした。長居したい気持ち
をぐっとこらえ、翌日のことを考えて早めの電車を選びました。が
このチケットもし乗り遅れたら替えが聞かないとの緊張をしいられます。

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< 風情ある鴨川沿いの桜>

チェックアウトをすませた後、待ち合わせまでの時間、桜咲く鴨川沿いの
朝の散歩を楽しみ、その後、四条のデパ地下でお花見用のお酒とおつまみ
をゲットしました。

待ち合わせたのは、西陣にあるル・プチメックというパン屋さん。
ここは二宮さん一押しのパン屋さんで前回若冲展の時も、教えてもらった
のにそのとき間違えて手前にある違うパン屋さんで買い物をして帰った
というアホな落ちがついてしまったのでした。

お店はイートインも出来るカフェスタイルで、いい雰囲気です。
ハード系やタルト、バケットサンドなどなど多種多様の美味しそうな
パンがずらり並んでいました。パン好きの私です。ついつい
「そんなに買ってどうする?」というくらいのまとめ買いをして
しまいました。お店のHPはこちら↓
http://www.le-petitmec.co.jp/

ここから北野天満宮をさらっと経由して平野神社に向かいました。
途中、なんとも魅惑てきなお店が・・・
「まつひろ商店」さんというがま口屋さんで、お店の外のディスプレイだけ
でも萌え〜(やや死後)な品揃え。二宮さんの奥様もここのがま口を
お持ちとのことで見せていただくとこれまたかわいい・・。
すごく入りたかったのですが、両手には帰りの荷物とパン、花見の荷物
がてんこもり。これではがま口をなぎ倒すに違いありません。
かなり後ろ髪ひかれましたが、次回来るからと思い直し、通り過ぎました。
市の中心の3条にもあるそうなので、またの機会にいきます。
HPはこちら(あぁかわいい)
http://matsuhiroshoten.com/

kyotosakura29.jpg
< 多種多様な桜が咲いてます>

平野神社は二宮さんご夫妻が結婚式を挙げられた神社だそうです。
http://www.geocities.jp/daa01397/
http://kyoto.cool.ne.jp/kyotocity/niwa/hirano.htm

境内ではちょうど結婚式を挙げている新郎新婦がいて、古式ゆかしい良い
雰囲気のなかご神木の前で記念撮影をしておりました。

ここの神社は多くの種類の桜を擁しているそうで、この時期はどの
タイミングできても順々に咲く桜のどれかを楽しめるそうです。
二宮さん曰く、今年はなぜか一時に殆ど咲いているということで、
ありがたくもほぼ満開の多種多様な桜を鑑賞することができました。

kyotosakura30.jpg
< 続、平野神社多種多様な桜>

神社の本殿横が広場のようになっていて、そこには無数のソメイヨシノが
植えられていました。こんなに一つのエリアにソメイヨシノが凝縮されて
植わっているのを見るのは初めてです。

kyotosakura32.jpg
< 桜でいっぱいの広場>

見上げる空は満開の桜で埋め尽くされています。
正に「桜の雲のあいだから青空が見える」といった風情です。
地上は特設のお見合い会場となっておりました。

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< お花見会場も桜でいっぱい>

東京と大きく違う点は、「席料」というのを払っておくと場所が「予約」
出来るシステムになっているというところで、大きな枝垂れ桜などの下は
「○○様」と書かれた札が置かれておりました。
ここでも屋台システムが出来上がっていて、それぞれの屋台が自分の縄張り
のようなものを持っていて、お席代を支払うと、すでに赤い布がひかれている
台座?のような畳二畳分くらいのスペースで即お花見を開始することが
できます。条件はその縄張りの屋台さんから飲み物や食べ物を調達すること。
我々も運良くかなりいい感じの場所を確保することができました。
屋台のお得なおつまみ付きビールセットで乾杯し、満天の桜のもと、
楽しい宴を開始したのでした。

kyotosakura31.jpg
< 我々の宴席からの満天の桜♪>

その後はこっそり持ち込んだものなど飲み食いしつつ、二宮ご夫妻との
楽しい語らいはつきず、気がつけばあっというまに帰京の時間が迫って
おりました。

タイムリミットがなければあのまま気分よく永遠と宴会してしまいそうな
楽しいひとときでした。今までのお花見のなかで間違いなく1番です。

前日の夜の京都巡りと、夢の京都でのお花見。本当に夢にまで見た桜の京都
体験を満喫することが出来ました。これも地元の方のアドバイスあって
こそです。お心配りいただき、ご案内して下さった二宮さんご夫妻には
心より感謝申し上げます。

というわけですみません忙しすぎてちょっと間があいてしまいましたが、
夢の京都巡りツアー日記はこれにて終了です。

2008/4/30 水曜日

麗しの京都(三)

Filed under: Blog — Yoko.H @ 11:01:21

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< 部屋からは鴨川の眺めが楽しめました>

夕刻5時、宿に着きました。
チェックインをすませた後、お部屋へ。
宿に関してはちょっと割愛・・・。お部屋から桜咲く鴨川が見えました。

夕食をすませたあと、今回色々とアドバイスしてくれた京都在住の
パノラマカメラマンNさんが京都夜景案内に連れて行ってくれました。
宿まで来てくれたNさんと再会の喜びの挨拶をして、いざ夜の京都へ。
パノラマカメラマンで、ウェブデザイナーであるNさんは
コーディネーター業でも十分やっていけます〜!と言いたくなるほどの
名ガイドぶりなのでした。
ちなみにこちらがNさんのHPとブログページです。素敵なパノラマ
写真がみられます!
http://vr-express.com/
http://pencil-jp.net/weblog/
我々のライトアップした「清水寺も是非観てみたい」との願望をふまえて
Nさんはコースを考えてくれました。
高瀬川沿いを楽しんだ後、まずは八坂神社へ。

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< お祭りモードの八坂神社でした>

そこはまるで初詣かお祭りか?くらいの賑わいぶりでした。提灯に明るく
照らされる境内。中程の舞台では音楽会の準備がされていました。
それにしても、京都に来て驚くのは屋台の多さです。
おそらく東京の5倍〜10倍くらい(いやもっとかもしれません)あろうか
という屋台がお花見ムードのお寺や公園のあちこちで見受けられます。
やはりお土地柄というか、東京では観た事のない屋台もあります。
その中の一つ「焼竹の子」をとても美味しいからとNさんにおすすめされて、
いただきました。といっても私は歯列矯正してるので、非常に残念ながら
かぶりつく事ができず。男子二人で味わってました。寂しい。

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< 東京にはまずないでしょう焼竹の子屋台>

牛筋を煮込んだものを出してるところとか、東京にはない屋台がいくつも
ありました。中には有名どころもあるようで、行列ができてる店もあります。
屋台文化、定着しています。
東京では屋台はすたれて、排除される傾向にあるのに、京都ではまだまだ
とても元気なようでお寺の境内のこんな所まで入り込んでいいの?
とこちらが心配になるくらいの所まですみずみぎっしりと並んでいた
のでした。

導かれるまま、お祭り気分の道を歩いているうちにいつの間にか円山公園に
到着しておりました。

kyotosakura22.jpg
< 地元の皆さんで賑わう丸山公園>

円山公園のかの有名な枝垂れ桜の下は花見客で大宴会場と化しておりました。
下からライトアップされた老桜は荘厳に枝を広げておりました。その存在感は
やはり圧倒されるものがあります。

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< 堂々たる枝垂れ桜>

Nさんによれば、桜の根元はコンクリートで固められ、延命のために数々の
処置が施されているとのこと。それはもはや「サイボーグ桜」のごとく、
なんとか生きながらえているのだそうです。確かに数本の枝先はすでに花を
つけておらず、話を聞いた後では、また違った感慨が胸にわいてくるのでした。
ですが次世代の円山公園の桜は、すでに非常に由緒ある造園業の方によって
育てられているそうです。さすが京都。
それにしてもこういった話を随所でしてくれるので、Nさんとの散策は
美術館の「オーディオガイダンスを聞きながら」さながらの楽しいツアー
なのでした。

その後高台寺方面へ。ここはライトアップの美しさでは有名なお寺です。
昨年の3月、京都に訪れた時はその美しさを堪能しました。今回は時間配分を
考慮して通過です。

ここから清水寺に向かう二年坂へと入りました。さすがに桜満開のライト
アップの時期とあって、夜もかなりの人ででした。それでもNさんが懸念
していたほどの人でではなかったそうです。再び初詣か?のにぎわいを
見せる二年坂からふらっと横道に誘われ、少し歩いた我々の視界にはライト
アップされた八坂の塔が鎮座しておりました。この界隈の道は一本入った
だけなのに、急に嘘みたいに静かです。
堂々たる八坂の塔を独占して眺めました。
これほど間近で観たのは初めてです。カメラマンのNさん、ここですかさず
夜の八坂の塔、カメラベストアングルを伝授してくれました。
< ですが我々の性能低いカメラには思惑とは裏腹に闇夜が・・アップできず>

そして再び賑わう3年坂へと戻り、いよいよライトアップの清水寺に到着
です。まさにここは元旦か?の人出でした。
午前中ここにきたときよりもずっとたくさんの人がいます。

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< 清水寺入り口。これも実際は10倍くらい明るいです>

美しくみえるよう計算されたライトを浴びた清水寺は、夜の闇に幻想的に
浮かび上がっておりました。天上には山の方から一筋のレーザーライトが
京都市内に向かって指し込まれ清水の神々しさを演出。広い境内随所が
惜しみなく照らし出され、感動すると同時に、「いったいいくら電気代が
かかるんだろう・・」という現実的な疑問いや心配?が私の脳にも
ライトアップされてしまいましたました。
http://www.monzenkai.com/yakan.htm
(写真が殆ど撮れてなかったのでこんな感じです↑)
Nさん曰く、この照明は東京の照明デザイナーによって配置されたものだ
そうで、閃光きらめくレーザー光線は一晩でそれはもうびっくりなお値段
がかかるとのこと・・・。そんなにお金使って大丈夫なのか清水寺!と
心配になりましたが、目の前に溢れ返る400円(昼は300円でした)
の入場料を払った人々を見ると、「全然大丈夫。」と境内に奉られている
えびす様からお返事がきこえてくるようでした。
舞台の上は人が幾重にもてんこもりで、今にも木造建築が崩れ落ちるのでは
と不安になるのですが、この優秀な古来の木造建築はこの程度のことでは
びくともしないのだそうです。byNさん。すごいぞ昔の日本人。
そういう訳で、ミーハーに舞台の上からもライトアップされた夜桜を満喫し、
ライトのおかげで昼よりも良く見える舞台下の木造柱の美しさにみとれ、
再び三十の塔をうっとりとみあげて満足して清水寺を後にしたのでした。

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< 魅力的な看板がいっぱいの夜の京都>

その後は先斗町のバーでNさんを囲み楽しいく熱い語りの「飲み」タイム。
若沖展の時は本当にちょっとだけしかお話ししなかったので、こんなに
じっくり話すのは初めて。でもなんとなく初めてとは思えないそんな
親しみを持たせてくれるNさんなのでした。

2008/4/24 木曜日

麗しの京都(二)

Filed under: Blog — Yoko.H @ 10:06:59

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< 哲学の道>

同志社大の学食でリーズナブルなランチを楽しんだ我々は一路バスで
「銀閣寺道」へ。ここが「哲学の道」直近のバス停です。
銀閣寺はただいま修復工事中ということで、今回はスルーする事にしました。

kyotosakura011.jpg
< この時期哲学はちょっと無理・・の哲学の道>

「哲学の道」出発点界隈はお昼時を過ぎ、既にかなりの人人人でした。
とても「哲学」できる状態ではありません。そこはもはやメッカ巡礼
状態でした。人々は行く人来る人数列ずつの行列で歩いています。
観光シーズンにここに来るなら、銀閣寺道から南を目指す歩き方を
お勧めします。逆から来た人たちは、おおむね水路から一本離れた道を
歩かざる終えない状況でした。
ですが、そんな過酷な環境であっても、やっぱり来てよかった!と
思える水辺の桜の風情でした。
途中、GoofyMANIAさんに教えて頂いた版画ギャラリー高野に立ち寄りました。
哲学の道からほんの20メートルくらいはいった所に
ありますが、急激に静かな雰囲気になります。
ここは主に木版画作品を取り扱っているギャラリーです。
http://www.gallery-takano.com/
他にもポストカードやグリーティングカードなど本刷りしたものを
リーズナブルなお値段で購入する事が出来ます。私も数枚のカードを
購入しました。

kyotosakura013.jpg
< 途中美しいしだれ桜もありました>

そしてまた、過酷?な行脚へ・・・。
自分のペースで歩けないからか、皆なだんだんとうつむき加減に・・・
その視界には人々の行進がもたらした白い土煙がたちあがっていました。
道々の途中何組かの外国人パフォーマーが音楽を奏でていました。
中南米のハープ弾くものあり。フレンチテイストのヴァイオリンと
アコーデオン弾くものあり。がしかし、洋物と日本の桜はやはりちょっと
ミスマッチなのでした。なぜかお琴を弾く日本人はいませんでした。
そろそろ、ぎゅうぎゅうの哲学の道はおなかいっぱい・・
というあたりでちょうど道も終わり、そのまま道なりに南禅寺を
目指しました。主題が桜だったので、今回はお気に入りのお寺、永観堂
もスルーです。

南禅寺。ちょうど今年のJR東海、春の京都キャンペーンポスターに選ばれた
お寺です。見事な桜を手前にした三門のポスターは東京のJRの駅あちこちに
これでもかと貼られたものでした。
http://recommend.jr-central.co.jp/others/museum/kyoto/spring_2008_02.html
ここで私は重要なポイントに気がつきました。ポスターの絵は人間の視点
じゃなかった!広い境内に点在する桜、壮大な三門も立派です。でも
脳内にインプットされてるこぼれ落ちんばかりの桜+三門という絵とは
また違った雰囲気でした。そしてさらに三門の上にはあふれんばかりの
人が鈴なりになってました。

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< 人で溢れ帰る南禅寺三門界隈>

あぁ・・私のイメージ・・。それにしてもポスター効果かすごい人です。
水路の方まで行きましたが、我々急にここで人の多さに疲れきってしまいました。
人に酔ったというところでしょうか。

その後は、Goofyさんがいなければ知り得なかった、ルート、インクライン
と琵琶湖疎水沿いの桜を楽しむことに。

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< インクライン、ここも大人気でした>

インクラインは南禅寺を出た所の旧線路沿いにある桜で、地元では有名
らしいです。ここからさらに琵琶湖疎水の水辺沿いを平安神宮方面
に向かって歩くと、ずっと見事な水辺と桜の景色が楽しめるのでした。
疎水沿いを歩けるなんて知りませんでした。

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< 癒しのスポット琵琶湖疎水沿い>

ここは明らかに穴場感ただよっていました。観光客は神社仏閣に集結
するのか、散歩してる方は主に地元の方々のようでした。

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< 疎水沿いには動物園や美術館などがあります>

碧い美しい水べに立派な桜が続きます。この散策は、人ごみに萎えていた我々
をゆったりと癒してくれました。

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< 大市街地とは思えないきれいな水>

途中平安神宮の大鳥居が現れました。大鳥居から入り口までは更に100メートル
くらい歩かなければならなさそうでした。視界には再び人人人。既に足は棒状態
です。まぁ欲張ってもね・・・と夜桜見物に出かけるつもりの我々は
大人の決断でここは一つ見送る事にしました。
また来るからね。と心の中でつぶやく私。

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< 船からの眺めも楽しめます>

その後も疎水沿い終点?まで散策を楽しみ、時刻は既に5時頃。
チェックインのために宿に向かった我々でした。

2008/4/21 月曜日

麗しの京都(一)

Filed under: Blog — Yoko.H @ 16:22:26

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< 清水寺の桜>

先週土曜日に工房の展覧会も無事終了いたしました。
いらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

多忙な日々に終われ、アップが遅れてしまいましたが、
遅まきながら4月の5日、6日と一泊で行って参りました、
春の京都、花見ツアー記です。

一度で良いから、満開の桜のもと京の都を巡ってみたい!
という熱い衝動を押さえきれず、2月の終わりになんとか申し込みました。
京都人気恐るべし、既にめぼしい宿はどこもいっぱいでした。
割安の新幹線チケットゆえ、出発時間の選択肢は限られており、結果的に
朝の9時01分には京都駅に降り立っておりました。

京都のお天気は快晴で汗ばむほどの陽気でした。
旅立つ前に、昨年の伊藤若冲展の時に知り合いになった、京都在住の
ウェブデザイナーNさんにご連絡した所、とてもご親切に
見所や、コース取り、要領の良い導線などを教えて下さいました。
加えて、この一番良い時期の週末に突然の我々の連絡にも関わらず、
土曜夜と日曜日をご一緒して下さるというありがたくも嬉しい
お申し出を頂き、再会もあるなんだか楽しい〜京都の旅が始まりました。

まずは「どうしても観たい所」を目指そうということで、清水寺へ。
「渋滞に巻き込まれたくない」との暗めの運転手さんの要望で参道
かなり手前でタクシーをおろされましたが、結果的には心の準備期間
ということでよかったのかもしれません。

京都の街歩きの楽しみの一つは小さな商店の出窓です。どこの店もセンス
よく飾りしつらえていて、一つ一つ観ていてあきません。清水寺への道中の
茶碗坂にてもいきなり素晴らしい出窓(これ本当は何て言うのでしょう)
を発見です。
完璧な配置で猫が座ってます。うーむ・・京猫。わかってはりますな。

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< 侘び寂びを知っている?京猫>

はやる心お落ち着かせつつ清水寺に到着した我々を出迎えてくれたのは
満開の桜でした。

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< これまた清水の舞台と桜>

「オ〜ビューティフォ〜ジャポン!」となぜだかいきなり気分は外国人です。
境内に入る門前の桜と朱の門の美しさに期待が膨らみます。
朝の光を浴びた清水の舞台からの長めは格別のものがありました。
視界には満開の桜、そして遠くに見える市街地と山並み。まさに理想的な
眺めでした。まだ9時台ということもあって舞台の上は想像したほど混雑して
はいませんでした。朝4時半に起きてよかったな・・・自分。

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< 下から見上げる清水寺もまたよろし>

ゆっくりと、ゆったりと景色を堪能した後、迂回して舞台を見上げるコース
へと進みました。下から桜ごしに見上げる本堂や三重塔を観た時、「惚れ惚れする」
とはこのことだと、感謝の気持ちが込み上げてきたのでした。

いきなり胸いっぱいの清水寺を後にして、ここからはN氏のおすすめ順路へゴーです。
バスを降りたのは、京都御所の南側建礼門付近。ここから御所へ入りました。
実はここに来るのは初めてです。
おすすめされた近衛家の邸宅のしだれ桜は北側の門、朔平門付近にあります。
想像以上にずっと広い御所の中です。それはまぎれもなく雅な人が住まう所、
平民が決して用意に近づく事が出来ない場所という印象を思い起こさせて
くれるのでした。
意外と人気がなく、ここが街のど真ん中であるという事を忘れてしまい
そうな、時代をタイムスリップしたような感覚に襲われます。
御所内の参観は事前申し込みがいるとのことで、これが故に私はいままで
御所には入れないのだと思い込んでいたのでした。厳密に言えば参観申請が
必要なエリア以外は広〜〜い庭園状態になっており、犬を散歩させるなど、
市民の憩いの場となっているようでした。敷地内にはものすごく立派な松の木
が何本も立ち並んでいて、樹木フェチの私としては非常に心揺さぶられました。

途中、数本の美しい山桜に出会いました。それは枯れた松の倒木から生えて
いました。たて看板によれば、何でも松の古木から自然的に生えたそうです。
桜見物でごった返す京都にあって、ひっそりと咲く山桜。
あえて人を寄せ付けないような、なにか神々しいものを感じたのでした。

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< 松の古木に生える山桜>

近衛家のしだれ桜の場所は、人の気配ですぐにわかりました。
静かな御所内にあって、ここだけは花見客や見物客で賑わっていました。

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< 華やかピンク色のしだれ桜>

満開から少し盛りを過ぎた白やピンクのしだれ桜群はその枝を見事に
空から振りかざしており、風に揺れて桜吹雪が舞う様は非常に幻想的でした。
一度にこんなにたくさんのしだれ桜を観た事がありません。

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< 見事な枝振りのしだれ桜>

「オ〜ワンダフォ〜」と再び気分は外国人、またまた胸がいっぱいに・・。

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< 視界に広がる雅な花々>

と、ここで胸はいっぱいだけれど、お腹はからっぽになったので、御所の
北側にある同志社大学の学食でリーズナブルなランチをしました。
その後、引き続きの順路哲学の道をめざしたのでした。
今日はここまで。

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