ノワールとの新鮮な日々 –fresh days with Noir


<モノクロの世界も刷って見ている今年です
大きな絵からの部分抜粋より>
<I’m trying to print in black color recently –from a part of the print art>

1月はひたすら工房で「刷り」の作業をしていました。
いつも常に多色でカラフルに刷るのがスタイルですが、
最近ノワールの世界にも惹かれます。
実は版画を初めて12年あまりになりますが、今まで
殆どモノクロの世界の刷りをしたことがありません。

I was attracted to print in black recently, In fact I have
very few prints about monochrome colors, because
usually my style is colorful.

版画をやっていて面白いのは同じ版でも入れるインクの色味
によってその表情が一変するところです。
ファブリアーノ ロサスピーナというイタリアの版画紙があります。
この紙に出会った時に、「この紙で黒で刷ってみたい」という
インスピレーションが湧きました。

It’s interesting for me print making that monochrome and coloful
prints appear very different expression and atmosphere even if
it’s the same plate.


<こちらも同じ絵のなかから部分です>

多色刷りを刷る同じ版の一方でモノトーンの世界も刷ってみてます。
刷り上がりの版画のみせる表情は多色のものとはやはり全く違ったものでした。
今更ながら新鮮な感慨があったりして、やはり版画の世界は
まだまだ奥が深いなぁと思うのでした。

At this late date, I’m feeling fresh emotion when I print in black.
And I thought There is always more to learn about print making. 🙂

スペインのカダケスのmini版画プリント展で入選した作品がカタログ
に載りました。手元に届くより一足早くデジタルで見られるとfacebook
の方にお知らせがきてました。すごい完成度でちゃんと画面上でページが
めくれて作家たちの作品をカラーで見ることができます。

I was chosen as a Spain 30th MINI PRINT INTERNATIONAL OF
CADAQUÉS Selected Artist in 2010.
Now, they published selected Artist catalog.
You can see on the web about details.

こちらで見れます。
Here↓
MiniPrint de Cadaqués

さて、6月の個展に向けて猪突猛進脇目もふらずに制作して行かないと!

And I have to rush headlong into my exhibition in Jun!