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ようこそ「Celtic Forest」へ

1999年より銅版画を作り始めて以来、ケルトの森をテーマに制作をしています。
多くの秘密や伝説を内包しているケルトの神話、国を持たなかった民族の知恵と信仰、ドルイド、木の暦、口承民話などは私を強く惹き付けました。それらからインスパイアされたケルトの世界は私の中で新しい森をつくり広がっていきます。
Yoko Hayashi

Amsterdam ~Museum~

  • 2010-07-25 (日) 22:03
  • Blog
  • 作成者:Yoko.H

アムステルダムにはすてきなミュージアムが何件もあります。
Amsterdam has some great Museum.

ゴッホミュージアム
Van Gogh Museum

美術館が貸し切り状態だったアントワープとは違ってこちらはチケットを
買うのにしっかり並びました。一部改装中で浮世絵のコレクションなど
見られない展示もありましたがそれでも見応えは十分!やっぱりすごいな
ゴッホは・・ゴッホの線は生き物のようにうごめいてまるで絵が一つの
生命体であるかのような存在感を放っていましたち。それはどの時代に
於いても、静物画の花でさえも絵の具の一筆一筆にゴッホの心理状態が
織り込まれているようでした。圧倒的なパワーをもつ数々の作品。
それだけに消耗もしますが素晴らしい美術館でした。
スザンヌが私がアムステルダムに来ると知らずに私のためにここの図録の
日本語版をプレゼント用に買っていてくれました。嬉しかったです。

Van Gogh is Van Gogh. Many great works…Overwhelming.


静物画の存在感


浮世絵がモチーフの私の好きな作品


こんなロックな作品もありました

アムステルダム国立美術館
Rijksmuseum Amsterdam


<レンブラント 「夜警」>

こちらもただいま大々的に改修工事中。
それでも数千点におよぶコレクションの中の一部を公開中でした。
レンブラントの「夜警」は私の想像の5倍くらいの大きさでした。
光と影がおりなす一夜の一瞬の光景。その天才的な筆致にただただ圧倒
されました。この絵に関しては近づく事が許されず、かなり手前に柵が
もうけられておりました。でもそんな事あ全く問題ない天井まで届く
ほどの絵の大きさ。レンブラントの他の作品も堪能できます。近づくと
粗い処理に見える筆使いが離れてみると繊細な透けるレースや布地の文様
だったりする。どう描けばどのように目に映るのかその術を生まれたとき
から把握してるとしか思えません・・・


<フェルメール 「小路」>

そしてフェルメール4点収蔵中の3点が展示されていました。
「牛乳を注ぐ女」「小路」「青衣の女」

<フェルメール 「牛乳を注ぐ女」>

上野でフェルメール展があった時には1時間並んではいり人と人の隙間
からほんの少ししか拝めなかった作品とゆったりと再会できました。
フェルメール作品を取り巻く空気さえも一緒に吸い込んで栄養にできれば
どんなに良いだろう。すごすぎて切ないような気持ちになりました。
どうしたらこんな色、風合い影、そして光を生み出す事が出来るのだろう・・。
小さな作品ばかりなのにその画面からでて来るオーラは巨大な「夜警」と
なんら変わらないのです。
偉大な本物の作品に出会える事こそが財産になると実感しました。

Rijks museum was under renovation and a part of great works are shown.
Rembrant’s Night Watch was 5 times bigger than I had expected.
And three master pieces of Vermer. Went to see the works at Ueno
museum in Tokyo and waited for one hours and could watch them in
crowds. This time enjoyed a lot to see again. Small but so attractive
as Night Watch.

ところで、本来ならとっくに終わっているはずの改修工事。
何故いまだに終わらないのか。延長といったって年単位で伸びて
いる。その真実に迫るドキュメンタリー映画が8月21日から
渋谷ユーロスペースで公開されます。何たるタイムリーな。
オランダ人気質を知る上でも興味深い映画かもしれません。


<こちらは改装中のポスター、実は収蔵作品
ヨハネス・コルネリス・フェルスプロンク「青い服の娘」
に工事中の服を着せたもの。なんとも粋な計らいです>


<こちらはオリジナル版>

ようこそアムステルダム国立美術館へ
http://www.ams-museum.com/

If you see this movie, you’ll know that why The renovation
work take eternity.

Titled「 Het Nieuwe Rijksmuseum」the movie will be released on Aug 21th in Tokyo, Japan.
http://www.pvhfilm.nl/hetnieuwerijksmuseum/

レンブラントハウス
Rembrandt house

レンブラントが住居兼アトリエとしてその後破産して手放すまで住んでいた所。

その後生誕300年を記念に保存が決まり1911年から美術館として
開館したのだそうです。油絵による迫力のレンブラント作品は既に
美術館で堪能してましたが、もちろんこちらにもありがたみが薄れる程
さりげなくあちらこちらにかざってあります。それだけなくここは限り
なく当時のままの様子を再現しているので、デルフト焼きのタイルがある
台所や、寝ていたベットという生活空間から、銅版画制作スタジオや油絵
のアトリエ、作品制作のため世界各国からコレクションした動物の骨や
美しい貝殻、アフリカやアラブの道具、東洋の品など面白い物がずらりと
並んだ部屋をじっくりみれます。


<レンブラントのアトリエ>

バーチャルツアーも楽しめます。

中でも私にとって刺激的で興味深かったのはやはりエッチング
(銅版画)にまつわる品々でした。


<レンブラントの銅版画>

美術館では当時どのようにレンブラントが版画制作をしていたかの
実演ビデオ上映やっています。本物の銅板そのものも作品と共に
飾られていてそれが一番中でも刺激的でした。


<一つ一つの線が多弁に物語ります>

強い線、繊細な線という言葉だけでは言い表せられない多種多様な線の
質感をどのように表現して出していたのか、どのような道具を使って
いたのか。銅版が物語る言葉は摺り上がった作品以上に多弁でした。
銅版そのものの複製がもしあったのなら(ありえませんが)買って
帰って毎日眺めたいくらいでした。ニードル、ビュラン、スクレーパー、
バニッシャーなどを駆使して手加減を加えて紡ぎだされる作品の深み・・
本物の銅版のすごみを少しでも想起できればとレンブラント銅版画集
を買いました。

Most interesting part of Rembrant house for me was
the etching and the related tools exhibition.
4 or 5 copper-plates were shown and they were so inspiring.
The expression of the works was so deep.

今、渋谷文化村でピーテル・ブリューゲル(父)の銅版画をやってるの
ですが、掘り師が堀ったとはいえ、それに基づく素描の画力は他作家の
群を抜いていました。ですがブリューゲルの油絵作品にての狂気的迫力
と技術はそれ以上に知られたところです。レンブラントもしかり。
優れた銅版画作家であると同時に、より優れたペインティング作家
でもある。この事実は末端である私に希望と勇気を改めて与えてくれました。

Now Peter Brugel etchings from Royal Library of Belgium are
shown at Bunkamura. It was a great timing since we have
visited Antwerp where he made prints.

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