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ようこそ「Celtic Forest」へ

1999年より銅版画を作り始めて以来、ケルトの森をテーマに制作をしています。
多くの秘密や伝説を内包しているケルトの神話、国を持たなかった民族の知恵と信仰、ドルイド、木の暦、口承民話などは私を強く惹き付けました。それらからインスパイアされたケルトの世界は私の中で新しい森をつくり広がっていきます。
Yoko Hayashi

麗しの京都(三)

  • 2008-04-30 (水) 11:01
  • Blog
  • 作成者:Yoko.H

kyotosakura26.jpg
< 部屋からは鴨川の眺めが楽しめました>

夕刻5時、宿に着きました。
チェックインをすませた後、お部屋へ。
宿に関してはちょっと割愛・・・。お部屋から桜咲く鴨川が見えました。

夕食をすませたあと、今回色々とアドバイスしてくれた京都在住の
パノラマカメラマンNさんが京都夜景案内に連れて行ってくれました。
宿まで来てくれたNさんと再会の喜びの挨拶をして、いざ夜の京都へ。
パノラマカメラマンで、ウェブデザイナーであるNさんは
コーディネーター業でも十分やっていけます〜!と言いたくなるほどの
名ガイドぶりなのでした。
ちなみにこちらがNさんのHPとブログページです。素敵なパノラマ
写真がみられます!
http://vr-express.com/
http://pencil-jp.net/weblog/
我々のライトアップした「清水寺も是非観てみたい」との願望をふまえて
Nさんはコースを考えてくれました。
高瀬川沿いを楽しんだ後、まずは八坂神社へ。

kyotosakura20.jpg
< お祭りモードの八坂神社でした>

そこはまるで初詣かお祭りか?くらいの賑わいぶりでした。提灯に明るく
照らされる境内。中程の舞台では音楽会の準備がされていました。
それにしても、京都に来て驚くのは屋台の多さです。
おそらく東京の5倍〜10倍くらい(いやもっとかもしれません)あろうか
という屋台がお花見ムードのお寺や公園のあちこちで見受けられます。
やはりお土地柄というか、東京では観た事のない屋台もあります。
その中の一つ「焼竹の子」をとても美味しいからとNさんにおすすめされて、
いただきました。といっても私は歯列矯正してるので、非常に残念ながら
かぶりつく事ができず。男子二人で味わってました。寂しい。

kyotosakura21.jpg
< 東京にはまずないでしょう焼竹の子屋台>

牛筋を煮込んだものを出してるところとか、東京にはない屋台がいくつも
ありました。中には有名どころもあるようで、行列ができてる店もあります。
屋台文化、定着しています。
東京では屋台はすたれて、排除される傾向にあるのに、京都ではまだまだ
とても元気なようでお寺の境内のこんな所まで入り込んでいいの?
とこちらが心配になるくらいの所まですみずみぎっしりと並んでいた
のでした。

導かれるまま、お祭り気分の道を歩いているうちにいつの間にか円山公園に
到着しておりました。

kyotosakura22.jpg
< 地元の皆さんで賑わう丸山公園>

円山公園のかの有名な枝垂れ桜の下は花見客で大宴会場と化しておりました。
下からライトアップされた老桜は荘厳に枝を広げておりました。その存在感は
やはり圧倒されるものがあります。

kyotosakura23.jpg
< 堂々たる枝垂れ桜>

Nさんによれば、桜の根元はコンクリートで固められ、延命のために数々の
処置が施されているとのこと。それはもはや「サイボーグ桜」のごとく、
なんとか生きながらえているのだそうです。確かに数本の枝先はすでに花を
つけておらず、話を聞いた後では、また違った感慨が胸にわいてくるのでした。
ですが次世代の円山公園の桜は、すでに非常に由緒ある造園業の方によって
育てられているそうです。さすが京都。
それにしてもこういった話を随所でしてくれるので、Nさんとの散策は
美術館の「オーディオガイダンスを聞きながら」さながらの楽しいツアー
なのでした。

その後高台寺方面へ。ここはライトアップの美しさでは有名なお寺です。
昨年の3月、京都に訪れた時はその美しさを堪能しました。今回は時間配分を
考慮して通過です。

ここから清水寺に向かう二年坂へと入りました。さすがに桜満開のライト
アップの時期とあって、夜もかなりの人ででした。それでもNさんが懸念
していたほどの人でではなかったそうです。再び初詣か?のにぎわいを
見せる二年坂からふらっと横道に誘われ、少し歩いた我々の視界にはライト
アップされた八坂の塔が鎮座しておりました。この界隈の道は一本入った
だけなのに、急に嘘みたいに静かです。
堂々たる八坂の塔を独占して眺めました。
これほど間近で観たのは初めてです。カメラマンのNさん、ここですかさず
夜の八坂の塔、カメラベストアングルを伝授してくれました。
< ですが我々の性能低いカメラには思惑とは裏腹に闇夜が・・アップできず>

そして再び賑わう3年坂へと戻り、いよいよライトアップの清水寺に到着
です。まさにここは元旦か?の人出でした。
午前中ここにきたときよりもずっとたくさんの人がいます。

kyotosakura25.jpg
< 清水寺入り口。これも実際は10倍くらい明るいです>

美しくみえるよう計算されたライトを浴びた清水寺は、夜の闇に幻想的に
浮かび上がっておりました。天上には山の方から一筋のレーザーライトが
京都市内に向かって指し込まれ清水の神々しさを演出。広い境内随所が
惜しみなく照らし出され、感動すると同時に、「いったいいくら電気代が
かかるんだろう・・」という現実的な疑問いや心配?が私の脳にも
ライトアップされてしまいましたました。
http://www.monzenkai.com/yakan.htm
(写真が殆ど撮れてなかったのでこんな感じです↑)
Nさん曰く、この照明は東京の照明デザイナーによって配置されたものだ
そうで、閃光きらめくレーザー光線は一晩でそれはもうびっくりなお値段
がかかるとのこと・・・。そんなにお金使って大丈夫なのか清水寺!と
心配になりましたが、目の前に溢れ返る400円(昼は300円でした)
の入場料を払った人々を見ると、「全然大丈夫。」と境内に奉られている
えびす様からお返事がきこえてくるようでした。
舞台の上は人が幾重にもてんこもりで、今にも木造建築が崩れ落ちるのでは
と不安になるのですが、この優秀な古来の木造建築はこの程度のことでは
びくともしないのだそうです。byNさん。すごいぞ昔の日本人。
そういう訳で、ミーハーに舞台の上からもライトアップされた夜桜を満喫し、
ライトのおかげで昼よりも良く見える舞台下の木造柱の美しさにみとれ、
再び三十の塔をうっとりとみあげて満足して清水寺を後にしたのでした。

kyotosakura.jpg

kyotosakura24.jpg
< 魅力的な看板がいっぱいの夜の京都>

その後は先斗町のバーでNさんを囲み楽しいく熱い語りの「飲み」タイム。
若沖展の時は本当にちょっとだけしかお話ししなかったので、こんなに
じっくり話すのは初めて。でもなんとなく初めてとは思えないそんな
親しみを持たせてくれるNさんなのでした。

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