2007/5/14 月曜日

「若冲展」京都で奇跡を観た 概要編

カテゴリー: Blog — Yoko.H @ 13:31:30

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<伊藤若冲《群鶏図》〈動植綵絵30幅の内〉/宮内庁三の丸尚蔵館蔵>

この週末、京都に一泊で行って参りました。
旅の目的は京都の相国寺承天閣美術館で開催される「若冲展」です。

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<相国寺 承天閣美術館>

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皇室に献納された伊藤若冲の「動植綵絵」30幅が120年ぶりに相国寺に里帰りし、相国寺に納められている釈迦三尊像と再会、全33幅が一つの部屋で一挙公開される奇跡のような展覧会です。
開催期間が非常に短いのですが、これには事情があります。
作品を貸し出す宮内庁より、作品保護の観点からそれだけの日数しか公開することが許されなかったのだそうです。
若冲ファンであるならばこの機会を絶対見逃してはなりません。

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<伊藤若冲《牡丹小禽図》〈動植綵絵30幅の内〉/宮内庁三の丸尚蔵館蔵>

もちろん私もここ東京から京都に行くべくプランを練っておりました。
そんな時ちょうど主催者側が「ブログにより本展の発信をしてくれる人」という限定で先行プレビューの公募を発表したのでした。だめもとで応募したところ、幸運にも審査に通ることができ、開催前日に愛して止まない若冲の絵に対面することができたのでした。
ネットによる「クチコミ」の力をこれからは無視できない時代になってきたとの発想から、このような試みが初めて行われることになったのだそうです。
というわけで我々には「15日(火)までにダイアリーをアップ(できれば)してくださいね。」との要望があるのでした。
がっ頑張ります。(昨日遅く帰ってきたので今必至です(笑))

集まったブロガーは総勢15組24名。私たちに与えられた時間は45分です。
展示は二室構成になっていて釈迦三尊像と動植綵絵33幅で一室。
他重要文化財の「鹿苑寺大書院障壁画」新発見作品、その他相国寺ゆかりの関連資料などで一室。
全80点に及ぶ展示になってます。
まず承天閣美術館の学芸員村田隆志さんに動植綵絵、他に今回展示される作品の解説をしていただきました。わかりやすく、興味深い解説で、その後展示を観る際に更に作品を深く観ることができました。
作品内容、展示の感想などはまた「展示編」にて書きたいと思います。

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<33幅一挙にならんだ展示会場>

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<片面はこのような感じです>

33幅がそろう第二会場に案内された時の感激と感動はちょっと言葉にできないほどでした。
泣きそうになるのを必至でこらえました。
展示の仕方にも関係者の方々のなみなみならぬ、思い入れを感じました。
監修には私の愛読書でもある「奇想の系譜」(若冲ほか奇想の画家達について解説された素晴らしい本です)の作者、辻惟雄氏も本展の監修に携われていたことを後にしりました。

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<釈迦三尊像>

相国寺承天閣美術館の第二会場となったこの部屋はそもそもこの美術館の建設時、いつか全33幅が展示されるだろう日を想定して釈迦三尊像を中心に両サイドに15幅展示されるような設計で造られたそうです。建設が昭和59年とのことなので、まさに器は整い長い間その時を待っていた、ことになります。

学芸員の村田さんのお話によれば、釈迦三尊像を中心にどのように30幅を配置するか、色々検討がなされたようです。これについても「展示編」にて書かせていただきたいと思います。

本展はブライスコレクションと同じ所が運営しているようで、恐らく私たちの前(メディア向け、ゲスト向けなど時間枠で先行プレビューが行われていた)のプレビューにいらしていたのだと思われるブライスご夫妻
と会場に向かう途中すれ違いました。(とてもお声をかける勇気がなかった・・・。)

観覧時間は短かったのですが、わずか24名であれだけのものを観ることができた贅沢に心から感謝致したいと思います。
さらに主催者側よりは、図録、メディア用の画像CDロム(私たちには、一定の制約があるものの写真撮影も許されておりました)、ショップのお土産(一筆箋と釈迦三尊像のポストカード)までもいただき、いたれりつくせりでこれはこころして日記をかかねばと思っている次第です。

というわけで、「展示編」「番外編」へなるべく早く「つづ〜くっ!」

<展覧会案内詳細>
開基足利義満600年忌記念「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」
公式ホームページ
http://jakuchu.jp/jotenkaku/

会期: 2007年5月13日(日)〜 6月3日(日)
会場: 相国寺承天閣美術館
開館時間: 午前10時 〜 午後5時
(入館は午後4時半まで)
休館日: 会期中無休
観覧料:   当日券 前売券・団体割引
        一般  1,500円 1,200円
大学生/高校生/65歳以上 1,200円 900円
   中学生/小学生 1,000円 700円

8 Responses to “「若冲展」京都で奇跡を観た 概要編”

Trackbacks & Pingbacks

  1. トラックバック by 弐代目・青い日記帳 

    「若冲展」…

    京都、相国寺 承天閣美術館で開催中の
    「若冲展 釈迦三尊像と動植綵絵120年ぶりの再会」に行って来ました。

    こちらでも書きましたが「インターネット先行プ (more…)


Comments

  1. にのみや@QTVR Diary Says:

    拙ブログへのコメント、ありがとうございました。
    ネット先行プレビューでご一緒させていただいた、
    変なパノラマ機材で撮ってた者です。
    鶴屋さんとプチメック、行かれましたか?良かったですか?
    また二条城の過剰なまでの桃山様式美はどうでしたか?

    他にも様々な良いところがあり、初心者/リピーター/マニアそれぞれに満足できるものがあるのが、京都の奥深いところだと思います。
    次回の上洛の際には、是非ご一報下さいませ。
    一緒に遊びましょう!(笑

    追伸:
    ご主人様にも宜敷くお伝え下さいませ。
    (サッカーネタなら負けませんヨ!)

  2. Yoko.H Says:

    こんにちは。
    レスありがとうございます。
    ところで今分かった驚愕の真実(大げさですが)
    もしかして、パン屋さんとは「プチメック」と言うなでしたか?
    鶴屋さんならびのラパンドールというパン屋さんに入って
    しまいました。横文字がすぐに覚えられないものの宿命か・・・。
    詳細は頂いた名刺の方に先ほどメール致しました。
    二条城についてもそちらに・・・やはり二宮さんの助言に
    したがえば良かったなぁ・・というのが感想です(笑)
    しばらくの道のりをご一緒してくださってどうもありがとう
    ございました。その翌日はオススメ通りの哲学の道散策
    いたしました!
    やっぱりこの新緑の季節、空気もさわやかで京都本当に
    いいですね。
    若冲展のこともあって離れがたかったです。
    ぜひ次回はマニアックな京都教えてください!
    次回はスポーツお守りですかね、やっぱり(笑)
    あっ日本橋の小津紙舗も絶対行ってみます。

  3. 女子美大生 Says:

    :roll::razz:こんにちは!プレビューでご一緒させていただきました。充実した1日でしたね!一度に書ききれないですよね。私ももっともっと書きたいです。続き楽しみにしてます。私も記事アップしましたので、よろしかったら遊びにきてください。

  4. Tak Says:

    こんばんは。

    あれから二日たちましたが未だ
    興奮冷めやる気配ありません。

    ラッキーでした。
    またあるといいですね。

    TB送らせていただきます。

  5. Yoko.H Says:

    <女子美大生さん
    こんにちは、レスありがとうございます。
    ブライスさんも図録に寄稿されてましたが、本当に人生最良の一日
    でしたね。
    記事読ませていただきました。
    箇条書きにすっきりまとめられててとても分かりやすいですね!
    私も早く全部書かなければ・・。
    口コミ力でお役に立てると良いですね。

  6. Yoko.H Says:

    <takさん
    トラックバックありがとうございます。
    私も後ほどお願い致します。・・・(ちょっと今やりかたを聞いてます(笑))
    記事観させていただきました。図入りですごいですね!
    完全カタログのようでした。
    時間的に短い中完璧な取材力でうすね。

    それにしてもあの部屋に泊まりたいくらいでした(笑)
    京都を離れるのがつらかったです。

  7. suzanne Says:

    Hi Yoko,
    Thank you for introducing me to the beautiful work of Jakuchu Ito!
    (I can’t read any of the Japanese on this page so I hope I’m commenting in the right place :???:)
    All the very best,
    Suzanne

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